『友人の皆様、こんにちは。

今日はセネシャリエールの日です。

この忌々しいコロナ禍にもかかわらず、

皆様が何もお変わりなくお元気でこの

13日の会を迎えていらっしゃることを願っております。

私たちは目では離れていても心では離れていません。

私たちは常に日本とともにあり、

とりわけ最近では東京でオリンピックが開催され、

そのことが日本でのとても充実した日々を思い起こさせました。

ここ、セネシャリエールは順調に進んでおり、

2020年には、約1ha分のフォル・ブランシュ種の植樹を新たに行い、

今年2021年には、ミュスカデ（ムロン・ド・ブルゴーニュ）を

約100年の樹齢の古樹からセレクション・マサルし、

新たに約1ha分植樹を行いました。

これからできたワインを皆様のもとに届け、

飲んで頂けることを今から楽しみにしています。

少し直近のヴィンテージについて話をさせて頂きますと、

2019年は、非常にパワフルな味わいに仕上がり、

熟成にも耐えうる良い出来であろうと感じています。

一方で2020年につきましては、

アロマティックで果実味豊かな、

非常にバランスの取れた仕上がりとなりました。

また、今年2021年につきましては、

5月の1週目に見舞われた春の遅霜以降、

予測困難な年となりました。

（概算としては、例年の収量の2/3の損失が出ています。）

夏は例年に比べ、太陽の少ない年で、

雨が多く冷夏となっています。

少量の収穫で良質なブドウを収穫するためには、

もっと太陽が必要となります。

（※今年の収穫は、9月の3週目を予定しています。）

最後になりますが、皆様に少しばかりのお知らせです。

2020年ヴィンテージのミス・テールにつきましては、

テロワール違いのものをリリース予定です。

（ビン詰めは10月予定）

セネシャリエールは皆様に新たな発見をご提供いたします。

スタッフ一同、皆様のご多幸と、

そして何よりもご健康をお祈り申し上げます。

皆様にカンパイ！！

友情を込めて。

マルク・ペノ』