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【リーデルスペシャルオンラインセミナー『椀子ワイナリー』その1】

2020/12/04

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

11月22日(日)午後2時~

「スペシャルオンラインセミナー」

に参加させていただきました!

 

「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー長 小林 弘憲氏と

語り巡るアジアNo.1ワイナリーから生中継!」

のセミナーでした。

 

「椀子ワイナリー」さんから生中継で

実際にワイナリーへ訪問している感覚で

セミナーを受けることが出来ました。

 

今回は

「テロワール」

のお話。

 

「椀子ワイナリー」さんの土壌は

強粘土質土壌で雨が降れっても

余計には雨が土壌の中に入っていかないそうです。

それと強風がこのワイナリーのテロワール。

 

これにより粒の小さく皮の厚い葡萄

出来るそうです。

 

強風が吹くことにより

「葡萄が病気になりづらくなる」

ということは聞いたことがあったのですが

それともう一つ!

風が吹くことにより

葡萄の房同士がぶつかり合い

果皮が厚くなり葡萄が守られるそうです。

程よいストレスがあることにより

粒の小さく皮の厚い葡萄出来、

渋味や色素系が出るそうです。

 

※このような葡萄から出来るワインには

「スパイシーさ」が出るとか。

醸造にいたっては、最新式のバルーン型の圧搾機

2段選果の出来る除梗機。

そして選果した葡萄は全て重力で発酵槽へ落とすという

葡萄に余計なストレスをかけない醸造法。

※ポンプは全く使わないというわけではなく

葡萄(固形物)の場合は、傷んでしまうので

そのときは、ポンプを使わないそうです。

 

樽熟成の貯蔵庫ではミストを使っていました。

「ワインを余計に蒸発、酸化させないために、

湿度を70%に保っている。」

とワイナリー長の小林 弘憲さんは

仰られていました。

 

ワインが熟成の段階(澱引き等を含め)で

蒸発してしまうので、ワインをたします。

これをウイヤージュ(捕酒)と言います。

 

ワイナリー長の小林 弘憲さんは

「例えば15樽のワインを熟成させていても

ウイヤージュ(捕酒)をするから最終的には

14樽しかワインに出来ない」

と。

 

この続きは、また明日書かせていただきますね。

 

今日もお読みいただき感謝いたします。

あなたの大切な時間をありがとうございました。