Wineryワイナリー紹介

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ラングドッグ・ルーション

ギィ・ムリニエ

ワイナリー

1980年にギィ・ムリニエ氏によって創立された家族経営のワイナリー。ラングドック地方北部に位置し、周囲を小高い山で囲まれた、AOCサン・シニアン地区のピエルリュー村にあるワイナリーです。

産地の特徴
南仏ラングドック地方の中心都市モンペリエから西方約50kmに位置するこの産地は、穏やかな地中海性気候で、日照に恵まれた産地です。周囲を山に囲まれているため、比較的涼しいのが特徴です。「タラモンタンヌ」と呼ばれる山からの吹きおろしの風がぶどうを病気から守ると同時に、上品な酸を与えてくれています。畑にはシスト質、粘土石灰質、砂岩質土壌がそれぞれバランスよく含まれ、互いに個性を補完しあって質の良いぶどうを生み出しています。畑は主に標高150~250mの小高い丘の斜面に位置し、ぶどう栽培にとって理想的な環境条件に恵まれています。

偉大な父、ギィ氏

ムリニエ家は代々ブドウ栽培を行ってきた。少なくとも5代はさかのぼることができる。ギィ氏は一時期ローヌ地方に住んでいたことがあり、当時コート・ロティを飲んで、大好きになった。サン・シニアン村に戻った時、上質なコート・ロティが造られている畑によく似た条件の土地を探し出し、1980年に購入。当時は見放され、岩と雑草だらけの斜面だった。しかしギィ氏には、「ここならグラン・クリュに匹敵する素晴らしいワインができる!」という確信があった。その荒れた土地を開墾し、シラーを植えた。サン・シニアンで初めてのシラーであった。したがって、ムリニエはサン・シニアンで最も樹齢の古いシラーを所有していることになる。1993年、それまで農協に納めていたブドウで自らワインを造り始めた。サン・シニアン村で初めて醸造元ビン詰めを実現させたのも、ギィ氏であった。

現オーナー、ステファン氏
ステファン氏は、1973年生まれ。以前はプロのラグビー選手であった。6歳の時から始め、最終的にはナルボンヌのプロチームに入った。23歳の時、軟骨の故障で引退。30歳を過ぎてから、また地元チームでのプレーを再開。しかし2006年に大怪我をし、昏睡状態にまでなる。脳の大手術をし、鉄のプレートを入れ、生還した。それ以来、ラグビーは止めている。柔道も、15年間の経験がある。オレンジ帯。

コンクール・公的評価に関して

以前はよくコンクールやガイドブックにも出品していた。実際、世界のシラーコンクールで、「テラス・グリエ」の99が2位、00が3位になっている。しかし、01以降は出品していない。パーカーポイントも、以前は付いていた。ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランスやクラスマンなど、フランス国内のガイドブックやワイン専門誌にも、出品していた。でも、そのような公的評価を受けると、良い年は爆発的に売れるが、悪い年は売れない。そういう買い方をするお客さんが多く集まってしまった。それに、出品するためには、手間がかかる。特に、サンプル提出の期限が早すぎて、無理に間に合わせなければならなかったり、厄介な事務的作業も多い。そのような雑事に左右されるのもおかしいと思った。以前は確かに公的評価の力も必要だったかもしれないが、今は「ムリニエ」という名前で選んでくれる人も増えてきた。そういう人たちは、良い年も悪い年も、少しずつでも毎年買ってくれる。そんなお客様たちと、今後も長期的な付き合いをしていきたい。

妥協を許さない完璧主義
畑、設備、ワインを通して見えてくるのは「妥協を許さない完璧主義」。最高のワインを造るために、生まれた男、ステファン・ムリニエ。これからが益々楽しみである。世界的大流行の予感。

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TEL 03-3754-0404